2018.11.23 Friday

slow learner #68

 

人生は歯医者の椅子にすわっているようなものだ。

 

さあさあこれからが本番だと思っているうちに終わってしまう

 

 

オットー・フォン・ビスマルク

 

 

 

 

 

 タツロー・ヤマシタ・スタディーズ。今月は1980年のアルバム『Ride On Time』から "My Sugar Babe"にトライ。難波弘之さんの生ピがさりげなく素敵。とにかく大好きな曲に恥じないよう、心を込めて全パートやらせていただきました。技量が足りていないところはその心意気に免じて、どうぞお許しのほどを。よろしかったらどうぞ。

 

 

 小品ですが、自らのバンド Sugar Babe へのオマージュを捧げた、タツローさんのキャリアの中でも重要な一曲ですね。蛇足を承知の上で言わせていただくと、山下達郎の歌詞における重要なモチーフのひとつでもある、『イノセンスの喪失』がテーマになっています。

 

 

 わたしたちは自らのイノセンスを、「今そこにあるもの」として手につかむことはできません。

 

 

 ”それ” は、”それ” が過ぎ去ったあと、「今となってはそれは失われてしまったが、『かつてたしかにそれは存在したのだ』と私には感じられる」という形で、わたしたちに訪れます。いや、どこからかもたらされると言ったほうが正確かもしれません。"それ" は失ったものと引き換えに、ギフトとして、或る日そっと送り届けられます。

 

 

 それは美しくも残酷な贈り物ですが、そんな贈り物こそが、寒い夜にわたしたちのおぼつかない足下を照らし、こごえた手を温めてくれる小さな灯りなのです。

 

 

 年末に向けて何かとあわただしくなってまいります。閲覧者のみなさま、お体ご自愛の上お過ごしくださいませ。

 

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