2012.05.20 Sunday

アルゲリッチと反芻する仔牛

 


久しぶりに朝寝坊。



行き帰りで4時間列車に揺られたせいか、体が妙にだるい。だるいけれども、すこしづつ明るくなっていく部屋の中、猫の『ハラ減った』攻撃をかわしつつベッドにもぐり込んでうつらうつらとしながら、昨夜の記憶をしあわせな仔牛のように反芻しているのは悪くない。そう、全く悪くない。



というわけで、行ってきました『アルゲリッチ音楽祭』

今年は、19日の『オーケストラコンサート』、iichikoグランシアタへこんにちは。




R.シチェドリン:ピアノとチェロのための二重協奏曲「ロマンティックな捧げもの」

C.ドビュッシー:チェロとピアノのソナタ

(アンコール)

R.シュトラウス「明日」


ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

チェロ:ミッシャ・マイスキー

指揮者:高関健

桐朋学園オーケストラ


P.チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 op.36


(アンコール)

G.ビゼー:「アルルの女」よりファランドール


指揮者:高関健

桐朋学園オーケストラ




お目当てはアルゲリッチとマイスキーのデュオによるドビュッシーのチェロ・ソナタ。この曲は2,3種類違う演奏をCDで聞いて知っていたけれど、あたりまえかもしれないけれど、そのどれとも全然違っていました。



いわゆる現代音楽、(無調で、フレンドリーなメロディーの少ない)シチェドリンの協奏曲でかなりアグレッシブというかハードボイルドな幕開けの後、休憩をはさんで、少しとまどい気味の聴衆を引き込むようにアルゲリッチが印象的なイントロを弾き始めると一瞬で会場は別世界です。



音楽が今まさにそこで生まれているというかんじ。

二人の間に濃密な会話が行われているのが伝わってきます。

生でそんな場所に居合わせることがにできるっていうのは本当にしあわせですね。



去年、ビーコンプラザの最前列で観たアルゲリッチ初体験があまりにも強烈だったので、行こうかどうか迷いましたが(だって、もしもがっかりしたら嫌じゃないですか)、やっぱり行ってよかった。アンコールのリヒャルト・ストラウスも素晴らしかったです。唯一残念なのはもっと聴けなかったことでしょうか。



桐朋学園オーケストラによるチャイコフスキーの四番も(かなりめまぐるしい曲で個人的にはあまり好きな曲ではなかったのですが)、第一楽章で提示されたテーマたちが最後の楽章へむかって回収されていく様がとてもあざやかで気持ちよく、曲全体が体にすっと入ってくるような演奏でとても良かった。高関健さんって凄い指揮者なんだなと思いました。ごめんなさい。クラシックは門外漢なので何も知らないのです。



次は『マラソンコンサート』を是非観に行きたいです。

いつかソロ公演も観れたらいいなあ。


2012.05.06 Sunday

マイクのある風景



ひさしぶりに登場。Rode NT2 。


コンデンサーマイクは、部屋で使うと生活音がたくさん入ってしまうので別に58でいいやと思ってなおしこんでいたのを数年振りにお蔵出し。


カビはえてたらどうしようと思いながらつないでみましたが、ちゃんと音出ました。
よかった。



やっぱりダイナミックマイクより唄ってて気持ちいい。遊びで2曲程録ってみる。



まだどんなかんじになるか分からないけれど、とりあえず使う楽器はギターと自分だけにしたい。
リズムも声と手と足でパーッカッションのループ作ったりしてやってみる。
うん、こんなのもありだ。



もうサンプル音源とか使いたくない。
それって、音のグローバル化じゃん。どこ行ってもイーオンとセブンイレブンばっかのこの国の景色と一緒じゃない。



立派な服着て違う誰かになろうとしても、中身は結局自分だもんね。



ちいさな音楽をつくりたい。ちいさいけれど書き割りじゃなくて奥行きがある音楽。



そんなのつくれたら最高だ。






2012.04.29 Sunday

新しい機材

2012042010260000.jpg


新しいオーディオ・インターフェイスが届く。
早速つないでみた。


コンデンサーマイクを使うためにファンタム電源を供給するためのマイクプリを探していたのだけれど、人にすすめられて結局これを買った。


いいみたい。
前より芯のある音で録れるかんじ。


モニターとヘッドフォンのレベル調整がフロント・パネルで独立して、しかも手動で出来るとこなんかも、アナログぐうたら人間の僕向き。


しばらくの間、週末はMacの前でLogicいじりながら、なんたらかんたら色々と試す日々が続きそうです。


ギターの弦も替えた。
連休が待ち遠しい。


 
2011.07.17 Sunday

テレビを捨てる夏



ぼくんちではテレビはベランダに置いてます。


しゃれたテレビではありませんが、プラグは抜いてあります。


捨ててもいいのですが、時々猫が上で寝たりしているので何となくそのままにしてきました。




家でテレビを観なくなって6年以上になりますが、個人的には何の支障もありません。


いらないですよ。本当に。


天災の時もネットの方が頼りになります。


でも、”いらないから捨てる”というのは理屈で割り切りすぎというか、情が薄いというか、今までさんざんお世話になったのに不人情な気がします。


それに”いらないから捨てる”のなら、じつは一番いらないのは自分自身だったりしますし。


わざわざ捨てるのも小銭がかかるし、なりゆきでぼんやりオブジェとして放置してあります。




時々、話の流れで『テレビ無いんだよね』とぽろっと口にすると、『信じられない』と言う人に会ったりします。
でも、逆の立場から言わせていただくと、いまだにテレビ観てる方が『信じられない』のです。


ここで、メディア批判をする気はさらさらありません。
ただ、つまらないでしょ?みんなもう飽きてるでしょ?


たまに観たいなと思う番組を耳にしたりもしますが、『ご縁がなかったのだ』と思うようになりました。
ご縁があれば、そのうちどこかで観れるでしょう。




もう一生分テレビは観ました。


ドリフも、ひょうきん族も、タモリ倶楽部も、ごっつもガキも、同時代に観れてラッキーでした。
僕は立派なテレビっ子でした。テレビ、大好きでした。




来週から地デジ開始だそうですね。


そろそろ、みんながそろって同じようなものを観たり消費したりして、じつはたいして違わない意見を言い合う社会を卒業できないものかと思います。
これまでもぼんやりそう感じていましたが、3.11以降、僕の中でその想いは、はっきりとしたかたちになりつつあります


え、そんなのとっくの昔にみんな気づいてますか?


今週、おくればせながらテレビを捨てようと思います。


いままでありがとうございました。
安らかにお眠りください。



で、こっちは捨てないほうのテレビジョン。




2011.07.04 Monday

とりとめ9th


おっと、もう七月ですね。
 

遅くなってしまいましたが、6/25のJuke Jointでのイベントに足を運んで下さったみなさん、
雨の中を本当にありがとうございました!


ひさしぶりの弾き語りも、緊張を楽しみながら演奏することが出来ました。
実にいい雰囲気のお客さんでした。
演奏は荒っぽいところもあったけれど、やって良かったです。
最後のアンコールで、カンバスの二人と一緒にやったSugar Babeも楽しかったな。
主催のParksレコードの松尾さん、カンバスのお二人、呼んで下さってどうもありがとうございました!


相変わらず、ライブは苦手なのです。


でも、今年に入ってからは、ライブが苦手な自分をそのまま受け入れて演奏出来るようになってきたように思います。
今までは、他人と自分を比べてばかりいたのかもしれません。



♪金が欲しくて、働いて〜、眠るだけ〜♪


の四月、五月が過ぎ、六月に入って少し体調を崩してしまい、更新が滞っていましたが、元気でやっています。


あ、ベッドを買いました。おかげで快眠です。調子いいです。



体の中で共鳴のポイントが増えてきて、最近は唄うのが楽しいので、ここ何ヶ月かはつい練習ばかりしてしまっていました。昼間の仕事が落ち着いて、少し時間が出来てきたので、そろそろモードを切り替えて曲作りに入っていこうと思います。


出来次第Upします。
もうしばらくお待ちください。



この『ムジカ堂』も震災以降、書きたいことはあるのですが、上手く消化して吐き出すことが出来ないかんじです。


ここ最近は、京大の小出裕章さんのインタビューを観て、アルゲリッチの弾くバッハのパルティータを聴きながら眠るのが日課です。このことはまた改めて。



今まで以上にスローペースの更新になりそうですが、よろしくおつきあいいただければと。


何卒。


おやすみなさい。


2011.05.18 Wednesday

6/25 "Harmony Grits#9"

 

ひさしぶりに弾き語りやります。


以前"Soul Kitchen"にゲストで来てくれた、カンバスさんからのお招きで6/25(土)、場所はJuke Jointです。


「Harmony Grits #9」

◎Juke Joint 福岡市中央区舞鶴1-9-23 エステートモア舞鶴2F 
Tel/092-762-5596

◎20:00/Start

◎入場無料+1ドリンクオーダー+投げ銭

◎アンチムジカ/カンバス


ハーモニーグリッツ。
Peter Gallwayですね。



"五番街〜Fifth Avenue〜"ならぬ親不孝通りからお届けします。
わかる方もわからない方も是非お気軽にお越しください。


明日は、ずっと見たかったマルタ・アルゲリッチを聴きに”別府アルゲリッチ音楽祭”に行きます


遠足前の小学生の気分です。

おやすみなさい。






2011.04.11 Monday

4/9@Peace

 
4/9(土)の"Soul Kitchen#8"に足を運んでくださった方々、ありがとうございました!


『Peace』は、お客では何回か行ったことがあったのですが、演奏するのは初めて。
初めての場所というのは緊張するものなのですが、音の響きが自然で、思ったよりリラックスして演奏できました。
ライブハウスの方ではなく、バー・スペースを使わせて頂いたのが、やはり正解だったと思います。
jun君はじめ、スタッフの方々、ありがとうございました!
また是非お邪魔したいと思います。


一緒にやってくれたThe Holidaysも、ハートのある、良いライブをしてくれました。
オリジナルにToots & The MaytalsやFishmansのカバーを交えての演奏はとても気持ちのよい時間でした。
どうもありがとう!


アンチムジカはといいますと、Pepe君、ONYに加えて、一年振りにBassの杉さん参加ということで、11曲、一時間強、がっつりやらせていただきました。


1.Blue Bird
2.恋をしようよ
3.ピンク・シャドウ(Bread&Butter)
4.True Colors(Cyndi Lauper)
5.ハモニカ
6.Paper Doll(山下達郎)
7.月とライオン
8.僕の靴
9.月の雫
10.コスモス

アンコール
11.a Song Like You


ただ、今回は、僕の体調のせいもあって新曲も演奏できなかったし、The Holidaysとのセッションの時間も作れなかったりと、少し心残り。他にもまだまだ、あれもこれもやりたかったことはたくさんあります。


でも、アンコールをもらって、最後に弾き語りで"a Song Like You"を唄いながら、今回はこれはこれで良かったかなと思いました。


あせらず、ちょっとづつやっていきます。
新曲は、ここでお届けできればと思っています。


しばらくライブはお休みです。
次回の"Soul Kitchen#9"は秋になります。
楽しい時間にしたいと思います。
また是非遊びにきてくださいませ。



でもって、ライブ翌日、あれほど悩ましかった花粉症が嘘のように治ったりして。


鼻、スッキリ。


やれやれ。


2011.04.07 Thursday

You Haven't Done Nothing

 
働いた後は、ブラックアウトのような眠りにつくことが多いけれど、長時間の肉体労働が続くと、逆に眠りが浅くなって、こま切れの映画のような夢を見ることがある。


体がオーバーヒート気味になって、頭を眠らせてくれないのだ。


昨日の夢の中では、角棒とヘルメットの中、花粉症にかかったパンタ(PANTA?)が、いつもの倍くらいの鼻声で、なんだか和田アキ子の『古い日記』みたいな振りをつけて『さようなら世界夫人よ』を唄っていた。



♪さほぉ〜っはっらぁ〜、せぇはぁ〜いふひんよぉっお〜、さはぁ〜まは〜♪



わけが分からない。


というか、嫌いな物のオンパレードだ。
ヘルメットも嫌だが、ず、ず、頭脳警察。
『世界夫人』は良い曲だけど....



突然、場面が切り替ると、トルコ帽をかぶり、まるで『西部警察』の大門警部のようなサングラスをかけたおっさんが、ピアノで『Light My Fire』を弾いていた。



ふぁいや〜っ!!!!???



2011.04.03 Sunday

情けない週末

 

かまけている。


ここんとこ、かまけている。


そんな忙しさにかまけている間に、気がつくとリズムが甘くなってしまった(汗)。


へこむ。


ただただへこむ。


へこんでいても仕方ないので、メトロノームと練習した。



ぐずぐずだ。


鼻もグズグズだ。
今年の花粉はしつこい。


駄目だ。


とりあえず、薬飲んで寝る。



2011.03.18 Friday

Aftermath

 


修理に出していた自転車を取りに行き、近所のスーパーに寄る。



買い物を済ませ、ギター用の単三乾電池を買おうと探してみると、いつもなら満杯のレジ前の乾電池コーナーには”売り切れ”の札。



福岡ではさすがに食料品の買い占めの話は聞かないが、こんなところにも地震の影響は出ているのだなと妙に納得する。



日中は、DIY用品や家具を取り扱う物流倉庫で働いているのだけれど、今週は、アウトドア用の”寝袋”の受注が通常の何倍にもなっていた。物流量自体も増えているのだけれど、防災グッズ的な物に需要が集中しているみたいだ。



福岡西方沖地震の時もそうだったけど、地震の後も心的地震モードは続く。

今回の災害は未曾有の規模なだけではなく、原発も予断を許さない状態だけに、その余波も心配です。



電池はちゃんと買いました。

今晩は20:00から親不孝通り入り口、喫茶と酒場そしてカレー『HOME』さんで演奏します。



”いつもどうり”の”質”を、一ミリでも二ミリでもいいから上げていかなければ。

何も出来ないからこそ、やるべきことはたくさんあるはずなのです。


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