2016.08.18 Thursday

slow learner #40

 

"The world is what you make of it, friend.
If it doesn't fit, you make alterations."


「世界は自分でつくるもんだよ。
もしもしっくりこないなら、直すのさ」


映画『シルバラード』より

 

 

 

 

暑中お見舞い申し上げます。

slow learner、8月は「愛しの」アンドリュー・ゴールド。

1stアルバムよりA面2曲目、"Heartaches In Heartaches"

いかにも70sのL.Aといったかんじのポップなカントリー・ロックですが、

コーラスの付け方がどこかビートルズっぽいのがアンドリューらしいところです。

こういう「ありそうでない個性」が彼のおおきな魅力でした。

例によって、しこしこ一人で全パートやっております。よろしかったらどうぞ。

 

 

バーチャル・コピーバンドもずっと続けていると、うまくいく時といかない時があります。

一口にコピーといっても、音をそのままなぞれば形になるかというとそういうわけでもありません。

うまくいくためには、表面に現れている部分をなぞることより、「どうしてそうなっているのか?」

という考え方や、グルーブの道筋をコピーすることのほうが大事だったりします。

 


なんというか、その人を「真似る」のではなくて、その人に「なっちゃう」というイメージです。

デジタル機器の同期みたいなものです。ジッターやノイズを極限まで減らしていけば、

最終的にマスターとスレイブは同じとみなしても、理論上は問題ありません。

 

 

もちろん、人間には「肉体」という最大のノイズがありますから、「御本人」にはなれません。

ですが、同期の精度が上がってくると、「その人がその時スタジオで何を考えていたか?」

みたいなことがわかってくることがあります。いわゆるひとつの”イタコ状態”です。

ここまでくると、複雑でよく聴き取れなかった部分がだんだんとつかめてきます。

暗闇で目が慣れてくると、最初は真っ暗だった周りの様子が浮かび上がってくるあのかんじ。

コピーしていて一番アドレナリンが出るのは、この瞬間なのです。

 

 

逆に同期がうまくいかないと、いくら同じ音を弾いても違和感だけがつのってきます。

一生懸命似せようとすればする程、もともとの違いが際立ってきてしまうのです。

もちろん、それを自分の個性と捉えて発展させていくこと自体は正論でありまして、

そういう時は割り切って別物として考えるのですが、やってる方は結構せつないものです。

 

 

いくら伝えようと懸命になっても、すれ違う想い。

なんというか、届かないラブレターを必死に書き続けているような気分になります。

でも、そもそも人間が出来ることは願い続けることぐらいなのかもしれません。

飽きもせず、せっせと宛名のない手紙を書き続けられること自体が報酬なのです。

 

 

このつづきは満月の夜に

 

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